2011年11月アーカイブ


 妹の退院を祝って、姉妹でお墓参りに行きました。

嫁ぎ先のご先祖様、そのまた先のご先祖様
ルーツをたどってのお墓参りは
妹を病から救ってくれました。

朝、杖を付き腰をかがめ 体を丸めて歩いていた妹は
いつの間にか背筋が伸びています。

「はじめは、何も見えなかったんよ。」

4人が育った故郷の
田んぼの辺のお地蔵様
お墓参りのたびに立ち寄ったと妹たちの会話。

荒んだ庵を整え
水で清め
体を拭いてもらったお地蔵様は
まとっている袈裟、
手に持った数珠までくっきり見えるようになっていました。

「このお地蔵様、笑っていたんだね」
「ほんとだ」

故郷の空は、どこまでも青く
あおくひろがっていました。

野球

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 昨夜は、プロ野球の日本シリーズの決勝戦が放映されていました。
中日と、ソフトバンクの対戦です。

「ここで、あのピッチャーを使うかなー、」

満塁にしてしまった先発ピッチャーを降板させて、交代したのは
二軍に近いところのピッチャーだと主人は説明してくれます。

時々、画面に現れる落合監督は
いつも、腕組みをしてジーとマウンドを見つめています。

私も監督を見つめてみました。

ふと、福州の工場を思い出しました。
忙しく動き回る工場長に指示したことを思い出しました。

全体が見える場所に立ちなさい。
動かないで全体を見つめなさい、問題点がみえてくるから

監督は常に全体像を捕らえようとしておられるのかもしれない
結果はソフトバンクが優勝でした。

「監督は、今日の試合だけの事を考えていないんだよ、
監督は代わっても野球は来年もつづくから・・」

いつもの主人の独り言です。


神在祭

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 シーンと静まり返った砂利道を一歩一歩かみ締めて歩きました。

還暦を迎えた妹に誘われて、初めて集った神在祭
砂浜には溢れんばかりの人達です。
神事の様子は見えません。
でも照明が消され、太鼓の音と共に
海辺に押し寄せる波の音が大きくなりました。

ご到着された神々は御使神「龍蛇神」さまをご先導として
出雲大社まで御神幸されるのだそうです。

目には見えない「神事(かみごと)」を司られる「大國主大神」が鎮座される出雲大社で
人々の"しあわせ"の御縁を結ぶ会議「神議(かみはかり)」がなされるのだそうです。

今年は、浜から大社まで歩いての御神幸は中止されましたが、
歩道は、大社に向かう人達で行列がつづいていました。

奉迎の神迎祭
初めて体験した滝行

白衣をまとった二人に
白い玉砂利は、シャリシャリと音を立て
二人の後を追いかけてきます。

神事の終わった大社は、怖ろしいほどの静寂の世界でした。

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